カブとかぜ スーパーカブのあるくらし

スーパーカブ50のあるくらし

バイクと女の子の小説『スーパーカブ』

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天気が怪しい日が続きスーパーカブに乗れなかったので、そのかわり以前から気になっていた本を読んで運転欲を抑えていました。

 読んでいた本は、トネ・コーケン氏の『スーパーカブ』。

ざっくりあらすじを紹介すると、両親も友達らしい友達もいない女子高生の「子熊」が、スーパーカブ50の購入をきっかけに自分の行動範囲と世界を広げていく話。

私がいろいろと語るよりも、こちらのブログを読んだほうが作品の魅力が伝わってくると思います。かくいう私も、この記事を読んだのがきっかけで購入しました。

b-sekidate.hatenablog.jp

スーパーカブは乗って走るもんだ!読むもんじゃねえ!と思っている方も、読んでみてください。

子熊がカブを扱っていく描写は、カブ乗りなら「わかるわ~」と思ってしまうものがたくさん。

ホルダーにヘルメットを取り付けにくいとか、昨日満タンにしたばかりだけどイスを上げてガソリン残量をついつい確認したりだとか。

 

作品の中で子熊や礼子(子熊のカブ仲間)が行うこと、感じていることは、私もスーパーカブとの付き合いの中で感じることでもあったりします。

小説の中での出来事とはいえ、自分と同じバイクに乗って(正確には違う。私のは50「カスタム」)いて、自分と共通の体験をしている人がいて、なんだか嬉しくなってしまいました。

 

そして、話を読み進める中で、私が初めて原付に乗ったときの、風を切って、自由になって、どこまでも行けそうな気分になったあの時の気持ちを思い出しました。

早く乗りたいなあ、スーパーカブ

天気が良くなりますように。

最後に、この小説の中に出てきた最高にカブい一文を紹介して終わります。

いよいよ一速でも限界か、途中で尻尾を巻いて逃げるのかと思った。子熊は礼子の言葉を思い出した。カブの一速は日本中のあらゆる坂を登るためにある。

 「どこにでも行けるわよ。だってカブだもん」